FUTAEDA コーヒー ストーリー
「もともと、コーヒーは飲めなかった」と語るのは、FUTAEDA株式会社代表の二枝です。
飲めなかったけど、恋人(今は夫人)とのデートで訪れたレストランで、コーヒーを飲んだそうです。
その頃は、ドリンクバーも無い時代。唯一あったおかわり自由のコーヒーを何杯か飲んで、胃もたれに・・。
しかし、その胃もたれが後の珈琲開発につながるとは、当時の二人は予想もしていなかったと思います。
それから十年ほど経った頃です。
『体に悪いと思われてきたコーヒーが、実は体にやさしいアルカリ性だった』という情報を目にします。
コーヒーがアルカリ性でも、ミルクや砂糖を入れると、たちまち酸性になるそうです。
あの日の胃もたれを思い出しながらいろいろと調べていくと、胃もたれするのはコーヒーを淹れたあと、ずっと保温で温めていて酸化しているからだとわかりました。
また、和食中心の日本は緑茶、油を多く使う中華料理の中国はウーロン茶、こってりした肉料理のフランスはコーヒー
チーズや濃い味のイタリアはエスプレッソ、肉料理の多いアメリカはアメリカンコーヒー、フィッシュ&チップスの国イギリスは紅茶・・というように
その国々の食事には、それぞれ合う飲みものがあるという事も知りました。
しかし、日本の食卓は欧米化していて、コーヒーを飲む人も増えています。
二枝は、コーヒーのプロフェッショナルとともに『いつでも淹れたてが飲める』
『ミルクや砂糖無しで飲める』体にやさしいコーヒーの開発に乗り出しました。
そして、紅茶のティーバッグにヒントを得て、第一号のティーバッグ型ドリップコーヒーが完成しました。
英字新聞等にも載り、海外からFAXで問い合わせが来ましたが
その当時は、誰も英語を読める社員がいなかったため、返事が出来なかったそうです。
そのうち、他社から現在のようなドリップタイプが開発され、当社でもいち早く取り入れました。
味も香りも挽きたての美味しさ、ミルクや砂糖がなくても飲みやすく
胃もたれしにくい、理想のコーヒーが完成しました。(1988.10.25)
専門店の味に勝るとも劣らないFUTAEDAのコーヒーは、製造日から1年の賞味期限がありますが
美味しさを守り続けるために お客様に販売するコーヒーは『製造日から3か月以内』という社内ルールがあります。
お手元に届きましたら、お早めにお召し上がりいただき
ご購入の際は、必要な個数を少量ずつお買い求めいただければ嬉しいです。